(c)Phnom Penh Post
先週末、ベトナムカシューナッツ協会(VINACAS)はカンボジア農林水産省に対し、カンボジア国内のカシューナッツ生産を支援するために6.6万ドルの補助金を交付した。プノンペンポスト紙が報じた。
同省長官によると、この補助金をもとに2022年までに50万ヘクタールの農場に100万本のカシューナッツの木が植林される計画だという。
「加工前のカシューナッツの主な市場はベトナムであり、VINACASは将来の輸出に向けて、カンボジアと親密な関係を築きたい考えを示している」(同省長官)。
今年初めの11か月間で、カンボジアは7万1293トンの加工前のカシューナッツをベトナム、タイ、中国、インドに輸出した。このうちベトナムが全体の輸出量の98%を占め、ベトナムは毎年約320万トンの加工後のカシューナッツを国際市場に輸出している。