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フン・セン首相は、チューリッヒに本社を置く世界最大規模の金融コングロマリット、クレディ・スイスに対し、カンボジアに進出するように呼び掛けた。クメールタイムズ紙が報じた。
首相府で行なわれたクレディ・スイスのマネージング・ダイレクターとの会談において、首相は、政治的な安定性、強固な経済成長、潜在的な収益性が高く、未開発のセクターの存在といった様々な要因を挙げながら、カンボジアがクレディ・スイスの拡大計画に理想的な国であるとアピールした。また、国内で急成長を遂げている業界として金融業界を挙げ、「カンボジアの金融セクターでの大きな潜在力は、確実に考慮の余地があるだろう」と述べた。
カンボジア国立銀行によると、過去16年間で、カンボジアの銀行資産は41倍の増加を見せ、20億ドルに達している。現在カンボジアには39の商業銀行、15の専門銀行、7つの預金受入マイクロファイナンス機関、66の認可済みマイクロファイナンス機関がある。