(c)Khmer Times
来年にカンボジア初の大規模なジャガイモ収穫が見込まれている。クメールタイムズ紙が報じた。
モンドルキリ州高地での研究によると、カンボジアの土壌と気候は特定の品種の栽培に適しているという。
モンドルキリ州農業局の責任者は、「この結果は、カンボジアでのジャガイモ収穫に希望をもたらしているが、うまく育たない品種もあり、技術的課題に対応する必要がある」と述べた。
今年の4月以降、モンドルキリ州とポーサット州でカンボジアにおけるジャガイモ栽培の研究が行われていて、最初の研究では、10種のジャガイモが調査された。これらの品種のうち2種だけが、カンボジアの土壌に適合することが証明され、第2の研究で分析されているという。
農林水産省のヴェイン・サコン大臣は、「近年、外国人観光客の進出やファーストフードの導入、地域住民のライフスタイルの変化により、ジャガイモの需要が急速に伸びている」と述べている。