(c)Khmer Times
10月6日から2日間にわたり開催された不動産展示会に、30社以上のディベロッパーと約4000人の来場者が参加し、カンボジア最大規模となった。クメールタイムズ紙が報じた。
展示会に参加した業界関係者らは、プノンペンとシアヌークビルはの不動産は、中国人観光客の急増に後押しされ、引き続き力強く成長すると予想している。
弁護士のソク・シパナ氏は、「不動産業界は、シェムリアップではなく、プノンペンと沿岸都市シアヌークビルが将来の活動の中心となる。観光客は通常、シェムリアップには一度しか行かず戻ることはない。一方シアヌークビルは、観光客が長期滞在し何度も訪れるため、アパートやコンドミニアムの需要が増えるのではないか」と述べた。
このイベントを開催したリアルエステート・ドットコムの創業者、モエック・チェンダ氏は、「現在不動産業界は適度なペースで発展しており、開発業者は増加している。プノンペン、シアヌークビル、バッタンバン、シェムリアップ、コンポンチャムなどで活況を呈しているが、将来は、プノンペンとシアヌークビルの2地域が最も大きな可能性を秘めている」と話す。