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カンボジアは、日本人観光客の増加に応じ日本の経済市場を研究し、より多くの日本人観光客を誘致することを目指している。クメールタイムズ紙が報じた。
観光省のタオン・コン大臣は6日、「シェムリアップ州で開かれた観光市場セミナーにおいて、カンボジアと日本との関係は、外交、投資、観光といった面で良好だ」と述べ、「日本からの観光客がカンボジアを訪れるにつれて、我々は日本の観光市場への理解を深め、日本の観光客のもてなし方を学んでいる」と続けた。
タオン大臣は、日本人観光客が文化遺跡や自然、整備された場所を好む傾向を指摘し、「日本人観光客はこれまで以上にカンボジアを訪れているが、ニーズと期待に応えるため、一層努力する必要がある。日本人の好みや、彼らに対しより良いサービスを提供する方法についてもっと学ばなければならない」と付け加えた。
また、カンボジア国家観光連盟のホー・バンディ会長は、日本からの訪問客を増加した要因に定期直行便を挙げている。
観光省の統計では、2017年の8月までに約13万人の日本人観光客がカンボジアを訪れ、これは2016年の同時期に比べて8.8%の増加となった。また、シェムリアップ州では約8万人の観光客を受け入れており、昨年の同時期と比較し、1.64%増加しているという。