(c)Phnom Penh Post
カナディア財閥系の建設デベロッパー、OCIC(オーバーシーズ・カンボジア・インベストメント・コーポレーション)は、トンレサップ川にかかりルッセイケオ区とチョロイチャンバー区を繋ぐ橋を建設するため、3500万ドルを費やし、橋の建設工事はすぐに始まる予定だ。プノンペンポスト紙が報じた。
これにより、「日本カンボジア友好橋」と命名された古いチョロイチャンバー橋の修復工事に伴う交通渋滞の緩和が期待される。OCICのトゥーチ・サムナンCEO代理によれば、トンレサップ川にかかる新しい橋は、幅20.5メートル、長さ500メートルの大きさで、完成までにおよそ2年4か月ほどかかる見込みで、ツバサ橋と似たものになるという。
OCICはまたチョロイチャンバー衛星都市プロジェクトに総額16億ドルを投じている。同マスタープランによると、285ヘクタールの広大な土地には、学校、スポーツセンター、スタジアム、政府省庁、川沿いの散歩道などが含まれる予定で、発電所や24時間体制のセキュリティチェックポイントも計画されている。
センチュリー21メコンのCEO、チレク・ソクニム氏は、「不動産の価格を引き上げる重要な要素がインフラ整備だが、都市の人口増加対策として郊外での新たな不動産開発が必要である」と述べている。