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フン・セン首相は、縫製や製靴業の労働者に対し、公共バスの無料化、最低賃金引き上げ、健康保険等の一連のサービスを約束した。クメールタイムズ紙が報じた。
フン・セン首相は、93の工場から労働者や行政職員等の大勢が集まるなかで、今後2年間は労働者に無料の公共バスサービスを提供することを約束した。また、最低賃金は2018年1月から168ドルにベースアップ、健康保険は工場主の義務となり、さらに2019年以降はすべての労働者が年金を受け取ると述べた。加えて、保健省に救急車を備えた保健センターの設置を命じたと発表した。
労働者運動集団連盟(Collective Union of Movement of Workers=CUMW)の代表は、この発表を歓迎したものの、「昨年、私たちは月額171ドルを要求していた。私たちの要求と政府が認めた額との間にはまだ少し違いがある」と語った。