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農林水産省によると、カンボジアはマンゴーを韓国に輸出するため、韓国の動物検疫庁との了解覚書(MOU)に署名したにもかかわらず、未だ韓国にマンゴーを輸出できていないという。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジアは輸出に際してマンゴーの果実を滅菌する蒸気加熱処理施設を所有していないため、韓国の植物検疫の輸入要件を満たしておらず、マンゴーを韓国に輸出することができていないという。
農林水産省の職員は、マンゴーをはじめとする新鮮なフルーツを海外に輸出できるように、民間企業に対して果物加工産業に投資することを求めた。「政府の仕事は、道を拓き、民間部門の市場を探し出すことだ。現在は、民間部門が投資して協力する時だ」との見解を見せ、「現時点では、私たちが輸出する前に韓国が要求する処理を行なう施設が不足している」と付け加えた。