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メールタイムズ紙によると、プノンペンシティセンター(PPCC)開発担当責任者は、「インフラプロジェクトを成功させ、そして経済成長を確実にするためには、適切な土地管理及び都市計画が求められる」と述べ、ASEAN諸国の主要都市の発展と成長の恩恵を享受するためには、都市化計画が重要だとした。
PPCCは、プノンペン中心部に111ヘクタールを構えた複合開発施設であり、 オフィス、住宅、エンターテインメントのプロジェクトが環境に配慮して組み合わされていることから、プノンペンの新しい中心地になる予定だ。
またPPCCは90の住宅プロジェクトを予定しており、2025年までに、新しいPPCC地区に住む住民は5万6000人以上、訪れる訪問者数は19万人以上になるとされている。
また、2015年に発表された世界銀行によるレポートでは、カンボジアの空間的成長はアジアで最も高レベルであり、カンボジアの都市化の拡大はラオスに次いで2位とした。
国土整備・都市化・建設省のデータによると、2000年以降、カンボジア政府は9355万平方メートルに相当する、3万7637のプロジェクトに建設許可を発行し、約326.2億ドルの投資資金を調達している。
同報告はまた、2017年上半期の建設投資額は49.4億ドルに達し、昨年同時期の38.7億ドルから27.44%増加していると指摘。また、建設許可を受けたプロジェクト数は1523、その規模は728万4675平方メートルに値する。