約400キロのエビが、ベトナムからプレックチャック国境経由でカンボジアに輸入された後に没収された。クメールタイムズ紙が報じた。
当局の発表によると、ベトナムからカニ、タコのほか、21ケースのエビを積む運搬車を拘束。関係者が確認したところ、エビにはカルボキシメチルセルロースなどの食品添加物を大量に注入され体重を増やしていた。
カルボキシメチルセルロースは、とろみや粘り気を与える食品添加物。毒性やアレルギー性がないことから日本では2%食品に含まれていても問題ないとされ、増粘剤や乳化安定剤として食品等に使用されている。
関係者によると エビの体重が約20%増加するまで食品添加物を注入されており、このことで嘔吐、下痢、頭痛の原因となることがあると語った。