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カンボジアの輸出は2016年に堅調に伸び、7.2%増の73億ドルとなった。登録輸出工場数は10.4%減少し、労働者の数は2015年に比べて2.9%減少した。クメールタイムズ紙が報じた。
国際労働機関(ILO)の報告書によると、輸出の増加と雇用の減少という乖離の主な要因として、生産性の向上、測定方法による問題、下請工場における生産の増加としている。
報告書によれば、衣料品や靴は依然として2016年の全商品輸出の78%を占める国で最も重要な輸出品であるとし、欧州連合(EU)は、カンボジアの衣料品や靴の輸出にとって最も重要な市場の地位を維持し、最近は日本やカナダなどの市場へのシェアも拡大していると指摘している。