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5月10日~12日の3日間、カンボジアで初めて、ビジネス界や政界、学界など700人以上の指導者を集める世界経済フォーラム(WEF)ASEAN会議が開催された。WEF ASEAN会議は今年で26年目、カンボジアとラオスを除く、10カ国全てで開催の経験があった。
今年のテーマは、「若者、技術、成長 -ASEANのデジタルと人口ボーナスの確保」で、その選定について、スン・チャントール公共事業運輸大臣は、「ASEANの50%以上が35歳未満だという点と、若者の多くは技術に精通しており、ASEANの若者が地域の技術開発を推進してほしいという点でWEFに選ばれた。彼らは将来の指導者だ」と述べた。
WEFのアジア太平洋担当ジャスティン・ウッド氏は、「ASEANは50週年を迎え、今回の会議は、過去50年間に達成した全てを反映した素晴らしい瞬間だった。ASEAN10カ国は、若い人口に繁栄をもたらす可能性を秘めている。しかし、経済、地理、技術において益々急速に変化する時代に、チャンスを得て、リスクを考え、政策を策定するには新しいアプローチが必要だ。今回の会議は、これらの新しいアプローチに取り組むため、様々な利害関係者が集まる」と語った。