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フン・セン首相は、世界マラリア・デーを記念するメッセージで、2025年までにカンボジアのマラリアを撲滅するための新たな努力を呼びかけた。クメールタイムズ紙が報じた。
昨年は2万3627件のマラリアが発生し、2015年の5万1262件から54%減少した。
フン・セン首相は、保健省、地方自治体、国民に対し、この病気を撲滅するためにより多くのことを行うよう促し、「2025年までにカンボジアでマラリアを撲滅することが目標になっている。マラリアは依然としてカンボジアにとって深刻な問題だ」と語った。
マラリアによる死亡者は2011年の93人の死亡者から昨年のわずか1人に減少し、5年間で98%減少の減少。また、マラリア症例も同時期に79%減少し、2011年の6万2690件から2万3627件に減少した。
フン・セン首相は、被害者にとって治療費は安いものではなく、また治療の間は働くことができないため、経済への悪影響にも言及した。
マラリアが発生しやすい地域に住むカンボジア人は、毎晩殺虫剤処理された蚊帳の下で眠ることが推奨されている。