(c)Phnom Penh Post
2月1日からのアンコール遺跡群の入場料値上げによる観光客離れが懸念されていたが、政府の財源に大きな影響は無かった。プノンペンポスト紙が報じた。
国営のチケット販売代理店である、アンコール・エンタープライズが発表した統計によると、第1四半期中のチケットの販売数は、70万1358枚までのぼり、シングルチケットの入場料が2倍になった。収入は、前年同期と比べて、1.7%の増加となる、203万ドルとなった。
カンボジア旅行代理店協会(CATA)会長は、観光客の動向に変化は見られないと語った。同氏は、「もし価格を急激に変われば観光客はアンコールワットへ行かないだろう。たった2ヶ月しか経っておらず楽観できない」と指摘する。