自動車産業に携わる企業は、カンボジアにおける製造を増やすには、職業訓練の開発と労働力の成長がカギだと話す。
カンボジア自動車産業連盟のピーター・ブロンガーズ会長は、「自動車産業の部品供給業者は、カンボジアへ生産移転をますます視野に入れているが、現在の製造業は縫製業を中心としており、労働者の技術的スキルが不足している」と話した。
同氏は、「縫製業は長期投資ではないため、近い将来、カンボジアは付加価値の高い製造業でその能力を発揮する必要がある。カンボジアが、次のASEANの生産拠点になるには、公的機関と民間企業による職業技術教育への投資が重要だ」と付け加えた。
記者会見で同氏は、カンボジアのメーカー、エンジニア、起業家に、バンコクで開催されるマニュファクチャリング・エキスポへの出席を薦めている。これは、タイ最大の製造業における展示会で、開催時期は6月21日~24日だ。
イベント主催者は、「成長促進のアイデアが満載で、カンボジア企業にとって、自動車産業への理解に役立つ」と話した。