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いすゞは10年前、SUVや軽自動車においてカンボジアで有名ブランドの一つだったが、その後ブランドは消え去り、今また戻ってきている。クメールタイムズ紙が報じた。
いすゞのカンボジア・ラオスの駐在員事務所の小田垣曜(あきら)氏は、「いすゞはカンボジアに大きな可能性を見ている。ここ5年で約30%のシェアを獲得できると確信している」と語る。
いすゞの市場シェアについて同氏は、「ターゲットとする上中階級の消費者はほとんどがプノンペンにいます。しかし、我々は高級車の市場規模はそれほど大きくないと考えてる。車の使用状況や国の道路状況を考慮すると、SUVの販売が好調に推移するだろう」と付け加えた。
昨年は約7000台の新車がカンボジアに輸入されているが、カンボジアよりも人口の少ないラオスは2万7000台の新車を輸入している。カンボジアの新車輸入車数が少ない理由は、未規制の中古車市場が存在しており、昨年7万台の中古車を輸入している。一方、ラオス政府は数年前に中古車の輸入を制限している。