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バングラデシュは、ASEANとのつながりを目指し、カンボジアに目を向けている。貿易や投資活動の改善を目指して、カンボジアとの共同貿易会議所の設立を熱望しているとクメールタイムズ紙が報じた。
現在、駐タイバングラデシュ大使がカンボジアの大使と兼任しており、カンボジアにはバングラデシュ大使館が無い。
「現在、両国に大使館がないため、両国間には大きな情報格差がある。各国商業会議所が将来性のある部門を共有し、ビジネスマッチングを推進することは重要な役割を果たす。私達は、LDCs(最貧国)だが、カンボジアにない製品を生産しているため、輸出を容易に増やすことができる」とバングラデシュ大使は語った。
バングラデシュ大使館の統計によると、2015年の両国間の総貿易額は、6百万ドルとされている。
カンボジア商業省長官は、「EUやアメリカのような大きな国だけでなく、バングラデシュのようなアジアの小さな国にも焦点を当てている」と述べた。
また、カンボジア商工会議所(CCC)副会頭は、「貿易と投資を改善するためにバングラデシュと協力する。カンボジアは衣料品分野でバングラディッシュから学ぶべきだ」と述べた。
カンボジアのバングラデシュへの輸出は、綿花、食用油、肥料、クリンカー、繊維、糸などである。