カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2017年1月16日
  • カンボジアニュース

中間所得層が購入可能な低価格コンドミニアム建設開始予定 ミーンチェイ区[経済]

news_201701162
(c)Khmer Times

 「中間所得層夫婦をターゲットとしたプノンペンの都市生活プロジェクト」と名づけられた2500万ドルで12階建てのコンドミニア建設計画に地元投資家からの投資が行われたとクメールタイムズ紙は報じた。

 建設計画を行う不動産開発会社のアーバン・リビング・ソリューション社は、地元パートナーとの共同事業として、2500万ドルの費用を投じ、プノンペン都南部に位置するミーンチェイ区の8000平方メートルの土地に、12階、700室のコンドミニアムを今年4月から建設開始予定と話している。一部屋50平方メートル、3万5000ドルという中間所得層が購入可能な価格。

 カンボジア不動産協会(CVEA)のキム・へアン会長は、この新たな開発を歓迎する一方で、ミーンチェイ区には中間所得層をターゲットとするボレイ開発計画と競合する可能性があることから、立地に関して疑問を呈している。

 また、マキシムプロパティーのマネージングダイレクターは、クメールタイムズ紙に対し、「2018年の総選挙を控え、建設ラッシュによりコンドミニアムの部屋数が過剰供給になるため、コンドミニアム市場には大きな嵐が起こるだろう」と話している。

関連記事
経済
プノンペン住宅市場、都市化の進展で国内需要が急増[経済]
(11月22日)
経済
第3四半期に小規模ビジネスローン増加も、不動産市場は冷え込み[経済]
(11月01日)
政治
シアヌークビルの未完成建物問題、政府の支援策に期待も解決は未だ[政治]
(10月30日)
経済
カンボジア、鉄鋼輸入が59%増加―建設・不動産市場の回復は本物か[経済]
(09月24日)
社会
プノンペンのボレイ・ピプープ・トメイ購入者、家の差し押さえは不当と主張、首相に解決を要求[社会]
(11月23日)
経済
シハヌークビルの未完成建物に10億ドルの投資が必要[経済]
(09月26日)
あわせて読みたい
特集
注目すべき卓越した2つの物件、カサ・バイ・メリディアンとスカイラー・バイ・メリディアンに迫る
特集
注目のコンドミニアム、カーサ・バイ・メリディアンについて迫る
特集
まちづくりひとづくり スペシャル対談 vol.3
特集
活況カンボジア不動産投資 リスクとリターンを見極めた先に映るその正体は? 2/2
特集
活況カンボジア不動産投資 リスクとリターンを見極めた先に映るその正体は? 1/2
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース