CLV諸国 (カンボジア、ラオス、ベトナム)の携帯電話ユーザーは、ベトナムの軍が所有するヴィッテル(Viettel)のネットワークを介して通話を行う場合、ローミング料金が不要になるという。
12月15日、ヴィッテルは、「ヴィッテルの加入者はヴィッテルの子会社であるカンボジアのメットフォンと、ラオスのユニテルとの間で通話する場合、国内通話と同じ価格で電話をかけることができる」と発表した。
シェムリアップでフン・セン首相が主催した直近のCLV首脳会議では、3カ国の指導者とも、各国のローミング料金を撤廃することに合意しており、これによりヴィッテルは、ローミング料金を取り外す世界初のモバイルサービスプロバイダとなる。
ヴィッテルは、ラオス、カンボジア以外に、東ティモール、カメルーン、ハイチ、モザンビーク、ブルンジ、ペルー、タンザニアでも営業している。