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ホンコンランドによって開発された「エクスチェンジ・スクエア」を皮切りに、プノンペンのオフィス需要はますます成長する。クメールタイムズ紙が報じた。
エクスチェンジ・スクエアは、ワット・プノン近くのSt.106、米国大使館から目と鼻の先に位置する。オープンは2017年の第1四半期で、20階建て。16階建のオフィス部分と4階建ての高級小売スペースを貸し出す予定だ。
不動産コンサルティング会社でエクスチェンジ・スクエアの賃貸仲介を行うCBREカンボジアの副所長は、「グレードAのオフィス面積は1万8000平米にもなり、小売スペースの6割が既に契約済みだ。多くの国際企業が進出しており、外国人ビジネスマンや投資家にとってカンボジアは魅力的な国だと思う。エクスチェンジ・スクエアは理想的な場所にあり、この計画の成功を確信している」と自信を見せた。
他の不動産業者も、揃ってポジティブな見方で、高品質のオフィスの成長が見込まれると話す。カナディア・ビルのゼネラルマネジャーは、「オフィススペースの需要は前年に比べて約10%増加した。カナディア・ビルのオフィススペースは1万7000平米だが、入居率は現在約9割だ。」と述べている。
Vトラスト・プロパティのマネージングディレクターも、「Vトラスト・タワーは、前年同期と比べ、今年は15%のオフィス需要の伸びがみられる。タワーは15階建でオフィススペースは1万8000平米で、来年には入居率が9割になると確信している」と話した。