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パン・ソラサック商業大臣は11月31日、カンボジアとハンガリーの二国間貿易と投資協力の後押しを目的に、ハンガリー政府や在ベトナムハンガリー大使館、企業の上級顧問などで構成される訪問代表団と会談した。
パン大臣は、「軽工業と食品加工の製造業をサポートするため、労働者のスキル開発に力を入れているが、依然として高度な技術移転が必要だ」と強調し、ハンガリー政府関係者は、「カンボジアとハンガリーは、環境保護、インフラ、観光開発、食品加工や農業機械の製造などの専門分野において理想的なパートナーだ」と述べ、「また、ハンガリーで勉強するカンボジア人学生に技術支援や奨学金支援の準備ができている」と付け加えた。
今年初め、ハンガリーは外務大臣のカンボジア訪問中にプノンペンで貿易事務所を開設し、その開会式で、「2017年までに、現在の100万ドルから少なくとも1000万ドルまでに二国間貿易を後押しする」と述べている。
商業省の報告書では、2106年カンボジアからハンガリーへの輸出は、米、タバコ、衣類や履物が主で、最初の10ヶ月間で約257万ドル。カンボジアへの輸出は、医療機器や医療機器のスペアパーツが挙げられる。
ハンガリーの主な輸出品は、機械や輸送機器、消費財、農産物、化学品、アパレル、繊維製品、鉄鋼、ワインとなっており、欧州連合(EU)が輸出の約79%、輸入の76%を占めており、最大の貿易相手国である。また、ハンガリーは2004年に欧州連合に参加しており、天然ガスなどのエネルギーはほとんどロシアに供給しているという。