日本に本社を置くテスナエナジーが、危険な医療廃棄物を安全に処分するため、カンボジアに焼却施設の工場建設を計画している。
パン・ソラサック商業大臣との会談で、日本カンボジア協会の高橋文明会長はこの計画について、「医療廃棄物の安全な廃棄を確実にし、生産地であるカンボジアに利益をもたらす」と話し、「地元病院や他国への輸出に向けて、カンボジアでの生産開始を希望する。しかし早い段階で投資やインセンティブ政策を検討する必要がある」と述べている。
大臣は、「同施設が、カンボジアの医療業界に環境上の利点をもたらし、その専門性と発展を後押しする。同社はグリーンエネルギー導入を検討する必要がある」と話し、工場はプノンペンやシアヌークビルの経済特区で建設することを勧めたという。