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大韓航空が24日、仁川-シェムリアップ間の全運航を来年2月から運休することを発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
同社の発表によれば、需要の小ささと利益率向上のため、大韓航空は2017年2月初旬から仁川-シェムリアップ間の路線を運休する。
同社の担当職員は、「運休の理由は聞いていないが、シェムリアップへの便で価格競争が起こっているためだと思う。一時的な運休か永続的なものかは分からない。プノンペンへの便は運休しないようだ」と述べた。
仁川-シェムリアップ間の直行便運休は、カンボジアへの韓国人観光客減少を反映している。今年1月から9月で、前年比11%減の26万4000人の韓国人観光客が入国した。
カンボジア国家観光連盟のホー・バンディ事務局長は、「観光資源を寺院などに頼り切るのではなく、付加価値のある観光名所の開発に向けて政府は努力すべきだ。観光産業に影響が出るため、政府は今回の路線運休をもっと深刻に受け止めるべきだ」と述べた。