マレーシアに本社を置き 日産自動車の四輪車販売を手掛けるタン・チョン・モーターホールディングスが、カンボジアで日産自動車のスペアパーツを生産する工場を建設すると発表した。
同社は、車両組立て60年、部品製造45年の経験を持っており、ベトナム、マレーシア、ミャンマーに工場を持っている。 タン・ヘン・チューCEOは11月7日、フン・セン首相との会談後にこれを発表し、投資場所やサイズの詳細は明らかにしていないが、「我々は、カンボジア市場、アジア市場だけでなく、他の世界市場へのサービス提供のため、カンボジアに工場建設をするべきだ」と述べている。
フン・セン首相は、この投資計画を歓迎しており、「この工場が完成すれば、2015~2025年の産業政策を成功させることになり、カンボジアでの日産ブランドの製造は、カンボジア市場だけでなく、7億人のASEAN市場をカバーする」と語った。
マレーシア貿易開発公社の専門家によると、現在約150社のマレーシアの企業が、カンボジアに17億ドル、131のプロジェクトに投資をしているという。