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2017年度の縫製業の最低賃金が先月29日に月153ドルに設定されたことに関し、独立系労働組合らは、不満はあるもののさらなる賃金上昇を要求しない方針であることを明らかにした。
独立系労働組合は、要求していた171ドルへの賃金増額に及ばずに13ドルの上昇に留まったことについて不満を表明したものの、労働者個々人の意思に任せるという。
カンボジア縫製産業民主労働組合連合のアット・トーン会長は、「多くの組合員は納得していないが、選択の余地は無いと無力感を抱いている。同時に労働組合法が持ち出されることを恐れている。最賃はもう上昇しないだろう」と話した。