(c)Phnom Penh Post
潜在投資家がゴールドタワー42の建設計画の引継ぎを熱望しているとの情報を受け、国土整備・都市化・建設省のペン・ソパル長官は、「我が省は当該建設計画の完遂を命じるだけの法的枠組みを十分に持っているが、より多くの海外投資家を集めるためにもソフトなアプローチが必要だ」と述べている。プノンペンポスト紙によれば、その法的枠組みの詳細などについては詳しく語られなかった。
CPL代表のチェイン・ケイン氏は当該建設計画に関し、「竣工の見込みがなくとも、ロケーションが非常に良いというだけで計画を買収したいと思える」と話す。
カンボジア不動産協会のキム・へアン会長は、投資家たちはこの未完計画に注目しつつも、政府とヨンウー・カンボジアとの問題が未解決のため躊躇していると語る。同氏は、「建設省と経済財政省は共同して問題の解決にあたるべき。もしこれが売りに出されればすぐに買い手がつくだろう」と述べた。
ゴールドタワー42は高さ192メートルのカンボジアで最も高い建築物として2008年に始まった建設計画。2009年に建設が停止して以降、数年間停止と再開を繰り返してきた経緯がある。