カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2016年9月5日
  • カンボジアニュース

カンボジア国産品の増加により、総輸入額が減少傾向[経済]

 カンボジアの近年の総輸入額は減少傾向にあり、カンボジア経済財政省は国内生産品の人気向上や生産能力の増加が要因とみている。クメールタイムズ紙が報じた。

 今週月曜日に同省が発表した報告書によれば、今年上半期における輸入成長率は8%にとどまり、昨年同期の成長率22%からは大幅に下落した。

 「輸入不振は石油製品を除くほぼ全ての主要なカテゴリーで生じており、セメントや飲食、電子機器など一部では国内での生産が増加するなど構造的なもの」(同報告書)としている。

 最近までセメントは全て輸入品だったが、国内にセメント工場ができたことにより今年上半期の輸入量が昨年比29%も減少している。セメント工場数は今後も増える予定だ。

関連記事
経済
カンボジアと米国、投資対話を強化 報復関税リスクも懸念[経済]
(03月28日)
経済
カンボジア、DHL貿易成長ランキングで世界8位に躍進[経済]
(03月20日)
経済
ACARの会計規制、企業に過度な負担か──ACARが会計文化の重要性を強調[経済]
(03月19日)
経済
カンボジア国立銀行、電子申請システム「CamDX」導入 – 通貨両替ライセンス手続きが簡素化[経済]
(03月14日)
経済
カンボジア主要銀行の経費比率、5年間停滞 – 利益圧迫の実態[経済]
(03月14日)
労働
縫製業の主役は女性:カンボジア労働大臣が強調[労働]
(03月04日)
あわせて読みたい
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(4/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(3/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(2/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(1/4)
特集
スン・チャントール上級大臣兼公共事業運輸大臣が語る、カンボジアの努力と発展の可能性
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース