今週月曜日、プノンペンにあるプノンペンホテルにて、国内最大の農業イベント「農業・畜産業・水産業博覧会(The Agriculture, Livestock and Aqua-fisheries Exposition)」が開催されたが、参加者数が低迷した。
アメリカ、台湾、マレーシア、中国、タイ、韓国からの60品以上の農産物や水産物が紹介され、ナオ・トゥオック農林水産大臣によれば、本イベントは現地の農家と農業機器のサプライヤーを繋げることを目的としている。
プノンペンポスト紙によれば、今年の参加者数の少なさは、新しい投資の呼び込みに苦労しているカンボジアの農業セクターの状況を反映しているようだと報じている。昨年8月の世界銀行の報告によれば、カンボジアの農業セクターの成長率は2%以下へと低下した。
ナオ大臣は、「国際食糧価格の低下と国境地域の衰退に伴い、カンボジアは農業成長の主要な推進力を失っている」と語った。しかし、ある物流会社の担当責任者は参加者数低迷について別の説明を求めており、「イベントの宣伝がより広範かつ正しい対象へ向けて行われるべきだ」と語った。