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米国に本社を置く国際的なホテル及びリゾートグループが、プレアシアヌーク州でのマルチリゾート開発に1億2000万ドル近くの投資を計画している。
KC JSMサービス株式会社のクリストフ・フォルシネッティCEOは、米国グループの名前を明かさなかったが、「この計画は、グループによる過去最大の投資であり、少なくとも2000人のカンボジア人を雇用する。場所はシアヌークビル自治港の近くの予定で、政府の異議がない場合、今年10月に建設を開始する」と述べた。
カンボジア商工会議所顧問であり、ワールドエクスプレスツアーの社長ホー・ワンディ氏は、「観光業への外国投資は、2008年に強い増加を見せ、約10億ドルに上ったが、それ以降は減速しており、この計画はアメリカからの観光客を誘致する」と歓迎し、また、「シアヌークビルは、ビジネスのハブだけでなく、沿岸の観光地としても機能しており、今年6月には、中国系コンソーシアムが、30億ドルの国際リゾートセンターを建設する計画がある」と述べた。
プレアシアヌーク州の副知事は、「プレアシアヌーク州は20万ドルを超えるプロジェクトには承認権限がなく、カンボジアゴールデンシルバーガルフリゾートも、カンボジア開発評議会からの承認を受けた」と述べ、このプロジェクトについても「確認していないが、歓迎する」と話した。