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カンボジア証券取引所(CSX)に上場しているプノンペン水道公社(PPWSA)が昨日、第一四半期における純利益の急な減少は、外国為替相場が変動してキャッシュフローに影響したためだと主張した。クメールタイムズ紙が報じた。
金曜日に取引所へ提出されたPPWSAの財務諸表によれば、今年第一四半期の総収入は約1300万ドルで、昨年同時期と比べて20.93%減少した。また純利益は189万5000ドルで、昨年同時期と比べて65.5%減少した。
アクレダ証券CEOのスバイ・ヘイ氏によれば、「会社の収益の減増は必ず株価に影響する。上場価格の下落はビジネスパフォーマンスの長期的な指標にはならず、第一四半期という短期間で判断するのは早すぎる」という。
CSX市場オペレーション部の責任者によれば、PPWSAの財務諸表は多額の設備投資を行ったことを示すものであり、PPWSAのパフォーマンスが悪かったことを意味しないという。
クメールタイムズ紙によれば、今回のようなCSX上場企業の収益減少は今年で初めてではない。6月15日には、台湾系企業が2015会計年度における収益69.5%減少を発表した。