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  • 経済
  • 2016年6月30日
  • カンボジアニュース

プノンペン水道公社の第1四半期の売上、設備投資の影響で21%の下落[経済]

 カンボジア証券取引所(CSX)の上場企業、プノンペン水道公社(PPWSA)は、6月24日、2016年の第一四半期において、総収入は約1300万ドルで、前年同期の1660万ドルに比べて約21%の下落。一方、純利益は542万ドルの前年に比べ189万ドルで、約65%の急落を見せたと発表した。

 CSXの市場運用部門のディレクターはこの理由について、「報告期間中に大きな設備投資を行ったことが原因で、純利益の低下は、同社の経営が悪かった訳ではない」と話す。

 アクレダ証券のスバイ・ヘイCEOは、「同社の売上高の減少は間違いなく証券取引所の株価に影響を与える」と述べたが、「この下落が長期的な業績を示すものではなく、第一四半期で予測するのは尚早だ」とも話している。

 PPWSAは2014年4月にCSXに上場した最初の会社で、IPO時の6300リエル(1.56ドル)から、その4日後には1万300リエル(2.57ドル)と50%上昇の急騰を見せていた。

 6月28日は、1000株の取引量で、4800リエル(1.2ドル)の終値を迎えた。

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