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労働職業訓練省は、人事部門の管理者などを含む10分野の職業について、外国人の従事を禁止する。現地各紙が報じた。
外国人が従事することを禁止される職業のほとんどは、タクシーやトゥクトゥク、バイク便の運転手、屋台の売店、美容師、商品販売など、インフォーマル部門の職業であるため、労働市場における低所得労働者や家族経営の会社などの保護に繋がることが期待されるとしている。
労働職業訓練省の広報官は、「外国人が禁止される仕事のほとんどはインフォーマル部門にある。これらはカンボジア人ができる仕事なので、外国人が従事することを禁止する」と述べた。
また、同省は外国人が民間企業の管理者の地位を外国人が占めることを禁止するとし、「民間企業は、カンボジア人の採用を優先していることや、専門スキルを持っていることを示さなければならない」と述べたほか、「カンボジアで外国人が自営する場合、長期ビザのために年間180ドル、労働許可証のために年間130ドル、外国人労働者にはクォータの申請に年間50ドルと、合計で350ドルを支払わなければならない」と付け加えた。
同省の報告によると、93カ国約16万人の外国人がカンボジアで働いている。