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カンボジアは重要なマクロ経済データを公表するポータル「ナショナルサマリーデータページ(NSDP)」を透明性と開放性を向上させるために正式に開始した。クメールタイムズ紙が報じた。
このポータルは、国際通貨基金(IMF)が強化した一般データ配信システム(e-GODS)の一部であり、メンバーは経済的および財務的データを一般に提供するよう指導する。また、NSDPは日本政府が資金を調達しており、カンボジア国立銀行のウェブサイトで確認することができる。
IMFは、「NSDPを通じたマクロ経済データの公表は、国家政策立案者、投資家や格付け機関を含む広範な国内外の利害関係者が、経済状況や政策などを知るうえで重要と認識している情報に容易にアクセスできる助けになる。この情報を全てのユーザーが同時に利用できるようにすることで、データの透明性が向上する」と述べた。
カンボジア国立統計研究所のハン・リナ局長は、「このポータルの立ち上げは、透明性の向上、そして人々が情報に容易にアクセスできるようにすることを政府が優先している事実を強く示している」と語った。