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カンボジアの貧困率が2014年の36.7%から2022年には16.6%に減少したと、国連開発計画(UNDP)の報告書が13日に発表された。クメールタイムズ紙が報じた。
報告書によれば、「貧困人口は560万人から280万人に半減し、わずか7.5年で5人に1人が貧困から抜け出した」と述べられている。
25の地方自治体のうち、17つはグローバル多次元貧困指数(MPI)の値と貧困発生率が大幅に減少したと報告されており、最も貧しい地方自治体であるクラチエ州、プレアヴィヒア州、ストゥントレン州も最も速いペースでグローバルMPIの値と貧困発生率を減少させた。
プレアヴィヒア州とストゥントレン州の貧困発生率は64.3%から34.6%に減少した。
カンボジアの人口は約1700万人で、世界銀行によると、東南アジア諸国の貧困線(生活に必要な物を購入できる最低限の収入を表す指標)は1人あたり1日約2.7ドルだ。
フン・セン首相は先月、「私は非常に自信を持っている。カンボジアは2027年までに最貧国の地位を卒業し、2030年までに上中所得国の目標を達成するだろう」と演説で述べた。