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国家警察の高官は、防火基準を無視して建設されて建物に対して防火対策の必要性を指摘した。クメールタイムズ紙が報じた。
国家警察と国家品質検査センター(NICS)は、包括的な防火のための技術や仕様、火災リスクを軽減するための基準を説明するセミナーを開催し、国家警察の高官は、「カンボジアには消火設備の設置基準を定めた法律が無く、多くの建物には消防士が使用する消化設備が無く、また貧弱なインフラと狭い路地は消火活動に支障をきたしている」と述べた。
専門家は、「適切な消化設備の設置し、使用や保管方法を知っておく必要があると知っておく必要がある。特に企業や工場は消化器の使用方法を従業員に教える必要がある」と述べた。
今年上半期に315件の火災があり、その多くは住宅や店舗。前年同期より78件多く、10人が死亡し、46人が負傷した。火災原因の37%は電気的欠陥によるもので、29%は過失による。また、13件の事故は火災防止要件の怠慢や不履行により大規模災害に拡大している。