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  • 社会
  • 2019年3月28日
  • カンボジアニュース

プノンペン都の交通管制センター 稼働[社会]

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(c)Phnom Penh Post

 交通渋滞が深刻化しているプノンペンにおいて、日本からの支援により、100ヵ所(既存の交差点64ヵ所含む)の交差点信号機と交通管制センターなどの整備がなされ、現在稼働している。

 以前は交通量が多い交差点で2~4名、2シフトで約400人の警察官を配置していたが、無信号交差点が信号化され、交通量の多い信号交差点が円滑化されることにより、警察官の20%が削減されると想定されている。

 また、平均旅行速度が時速12.5キロメートルから時速14.2キロメートルへ改善されることにより、プノンペン都心幹線7路線分(モニボン通り、ノロドム通り、シャルルドゴール通り、ロシア通り、シアヌーク通り、毛沢東通り、内環状線)の合計の旅行時間価値として、250万ドルのコスト削減の効果が見込めるとしている。

 交通管制センターには、信号制御、CCTVシステム、ネットワーク監視、注意を要する都市の一部を自動的に表示するビデオウォールなどがあり、最低60秒から最大213秒まで、信号機の長さを制御することが可能だ。

 同センターの関係者は、「交通状況が改善されている」と述べたが、交通管制センターが2月に稼働してからどれほど改善されたかを定量化することはできなかった。

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