(c)Phnom Penh Post
シントリー社では、日中は交通量が多すぎるため、ゴミ収集用の夜間シフトが数多く導入されていて、飲酒運転者との事故の危険に直面しているという。また、毎日2回ゴミ収集において、収集経路を正確に通らないドライバーも多く、都内には収集ルートに含まれていない道路もあるという。
このような問題点がある中、プノンペンポスト紙によると、カンボジアの国連開発計画のシニアコンサルタントであるブンリット・セン氏は、「新しい廃棄物管理会社が参入し、企業間で競争することによりサービスの質は向上すると確信しているが、それは区役所次第だ。また、未だカンボジア全域の廃棄物管理に関する法律が整っておらず、都庁がこの問題に積極的に取り組むことが必要だ」と述べた。
2002年以来プノンペンで運営されている廃棄物管理会社はシントリ―社しかなく、約1500人の従業員を雇用している。