(c)Phnom Penh Post
カンボジア情報省のキウー・カニャリット大臣は、カンボジアジャーナリストクラブが主宰する会議で、「ネット市民が不確かな情報をソーシャルメディア上で拡散している。ほとんどのFacebookユーザーが正当性を確認せずに好きな記事を単純に読み、共有している」と述べた。プノンペンポスト紙が報じた。
コンラート・アデナウアー財団の代表は、「信頼できる情報を判断する能力を持つことは、国際的な課題だ。メディアリテラシーに関する学校教育が必要だ」と述べた。
スタンドフォード大学の調査によると、2/3のアメリカの若者は、信頼できるニュースを識別できなかったという。ソーシャルメディアの普及に伴い「偽ニュース」が増加していることに、フェイスブックのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏も懸念を示している。
カンボジアメディア研究院の一人は、「誤報については懸念しているが、同時にソーシャルメディア上の自由を制限することになる。ジャーナリストが主導権を握り、誤報の蔓延防止に努めるべきだ」と語った。