(c)Khmer Times
カンボジア国立銀行(NBC)は14日、2019年から2023年までにおけるマネーロンダリング対策及びテロ資金対策のための国家戦略(AML/CFT)に基づき始動するという。クメールタイムズ紙が報じた。
AML/CFTは、政府の包括的で長期的なロードマップを、関係省庁や機関が役割を分担し、責任を持って対処することを目的として策定されたもの。
NBCのチア・チャント総裁は、「この計画は22の機関の協力を得て起草され、技術的にも財政的にも国際通貨基金(IMF)によって支援され、カンボジア金融情報機関(CAFIU)によって承認された」と述べた。
先月、世界的なマネーロンダリング監視機関である金融活動作業部会(FAFT)により、カンボジアは、「司法制度が高いレベルの汚職を持ち、調査する意志がない」という評価を受け、グレーリスト入りされており、チア総裁は、「関係者が一丸となって、できるだけ早くカンボジアをグレーリストから除外するよう努力しなければならない」と付け加えた。