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イット・ソムヘーン労働職業訓練大臣は、2019年に初めてクウェートに約5000人の労働者を派遣することを発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
イット大臣は、「良好な労働条件と高賃金があれば、より多くの労働者を送ることができるだろう。クウェートの就労資格を得るためには、労働者は英語とアラビア語の両方を話すことができなければならない」と述べた。
人権団体セントラルの責任者は、「人権と労働法を守る方針を持つ日韓とは異なり、クウェートなど中東諸国には労働者の権利を保護する仕組みがない。クウェートはカンボジアから遠く離れており、問題に遭遇した場合に政府が介入して手助けが困難である」と述べた。
労働職業訓練省の報告によると、カンボジアは2017年に9万6338人の労働者を海外に派遣し、2016年と比べて12.6%増加した。