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フン・セン首相は、国会の承認を得ることなく、勅令による国務長官任命を可能にするため、憲法を改正するとした。クメールタイムズ紙が報じた。
フン・セン首相は先日行われた閣議で、今年の成果を認めながらも、改革に対する政府の努力を倍増させなければならないと述べ、国会の承認が必要となっている国務長官の任命に関して、憲法条項の改正案が出される可能性を言及。今後、任命が必要となった際も、任命が容易となる。
また、フン・セン首相によると、この改正は直ちに実施されるものの、施行は2018年の選挙後からとされていることから、内閣改造は総選挙後になると予想される。
業績不振の省庁をテコ入れするため、今年4月に内閣改造しており、幾つかの省の国務長官が大臣に昇格している。