(c)Phnom Penh Post
中根一幸外務副大臣は、アジア・欧州外相会議(ASEM)におけるプラック・ソコン外務国際協力相との会談で、野党救国党(CNRP)の解党について懸念を表明した。プノンペンポスト紙が報じた。
日本は、EUとともに2018年に開催するカンボジア国家選挙に対して、資金援助と技術支援を行っている。
先週のカンボジアの最高裁判所の判決によりCNRPは解党されることとなったが、日本を含め西側諸国はこの判決に否定的な立場をとっている。しかし、フンセン首相は、「国際批判に関心がない」と宣言しており、首相は11月19日の演説で、「国際社会が援助を削減しても、中国がギャップを埋めると確信している」と述べている。