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  • 2017年6月27日
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地方選挙 13万の無効票を調査 カンボジア国家選挙委員会[政治]

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(c)Khmer Times

 来月、カンボジア国家選挙委員会(NEC)は政党と市民団体との会合を開き、地方選挙で生じた多数の無効票に関して議論する予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。

 先月実施された選挙では、700万以上の投票のうち、13万3484票が無効とみなされた。NECの広報官は、ほとんどの無効票は首都から離れた農村地帯で生じており、NECはその地域を訪問し、有権者を教育する予定だと述べた。

 与党人民党(CPP)の広報担当者は、なぜ無効票が多いのかを測定するのは政府ではなくNECの責務であり、「我々は干渉することはできない」と語り、野党救国党(CNRP)の広報担当者は、「与党であるCPPが多数の地域の選挙委員会を支配しているため、非常に多くの投票が無効と見なされた」と述べ、「一部の票はCNRPに投じられたが、地域選挙委員会が有効性を認めなかった」と非難した。

 26日、CNRPは、6月4日の選挙が自由で公正ではないと主張する声明を発表しており、同氏は「我々はNECと他の当局に対し地方選挙で見つかった不正を2018年に行なわれる国政選挙の前に改善するように強く求めている」と付け加えた。

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