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フン・セン首相は27日、雇用主に対し、全てのムスリム女性がヒジャブや伝統的衣装を着て働くことを認めるべきだと発言した。クメールタイムズ紙が報じた。
フン・セン首相はプノンペン都ミーンチェイ区の労働者に対し、同氏がコンポンチャム州で出会ったムスリム女性について言及し、彼女は雇用主から差別を受け、信仰に反する制服を着用するように命じられていたと語った。そして既に学校や公共機関ではヒジャブや伝統を重んじた衣装の着用を許可していると主張し、全ての民間企業に対してもそれらの着用を認可するよう求めた。更に同氏は、ムスリム女性は、パスポートや身分証明書に使用する写真でもヒジャブ着用を認められるべきだと付け加えた。
労働職業訓練省のイット・ソムヘーン大臣も、カンボジア全土の雇用主に対し、首相の願いを実行するよう告知した。