12日、在マレーシアカンボジア大使館は、厳しい環境で働くことを余儀なくされたカンボジア人家事労働者の帰国を支援した。クメールタイムズ紙が報じた。
外務国際協力省は、在マレーシアカンボジア大使館によって雇用主と紛争中の女性8人を救済のため介入したことを伝えた。
マレーシアに行くカンボジアの家事労働者は、逃亡防止のため雇用主によってパスポートを没収され、虐待や過労事件が起こることが一般的となっており、多く労働者は1日18時間、週7日の労働を強いられている。
2011年、カンボジアは深刻な虐待の報告を受け、また死亡事故も起きたため、国内労働者をマレーシアに送り込むことを禁止したが、二国間の協定により4年後に解禁された。