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2人のパキスタン人男性と1人のカンボジア人女性が、4人のカンボジア人をアラブ首長国連邦で労働させるために不正取引しようとしたと告発され、23日裁判にかけられた。クメールタイムズ紙が報じた。
彼らは地方裁判所で「違法な越境移動」の罪に問われており、有罪判決を受けた際は15年の刑が言い渡される。
プノンペン警察の人身売買対策部の部長によると、彼らは、プレイベン州とトボンクムン州の3人の女性と1人の男性を不正取引しようとし、去年の8月に逮捕されたという。被害者によると、容疑者らからアラブ首長国連邦でメイドまたは運転手として働いたら月350~450ドル稼げると誘われ、渡航を手伝うと言われたそうだ。容疑者は過去にも、カンボジア人を労働者としてアラブ首長国連邦に送っているという。
容疑者は被害者のパスポートや血液検査、プノンペンでの食事と宿泊にかかる費用を払ったという。しかし容疑者は食事と宿泊代を支払ったことは認めるものの、疑惑については全否定しており釈放を求めている。判決期日は4月25日となっている。