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カンボジア・ポーサット州にあるバニー・バイオリサーチ社の従業員100人以上は、賃金上昇を求めてストライキを行っていたが、抗議活動を中止することを月曜日に明らかにした。仲介人が、従業員側にとって妥当な解決策を見つけると約束したためだ。クメールタイムズ紙が報じた。
同社は調査会社や製薬会社へ販売するため、アメリカ、韓国、ヨーロッパなどでサル3万~4万匹を飼育している。
従業員らは月曜日に抗議活動を行い、20ドルの賃金上昇を要求した。カンボジア国の最低賃金は128ドルで、従業員らの月給は81ドルだった。会社側は以前から要求を承認しており、毎年20ドルずつ賃金を上げることになっていたが、実際に払われたのは2015年のみだったという。従業員らは工場の責任者に対して繰り返し要求していたが、とうとう実現しなかった
同社の総務責任者は、工場責任者はすでに事態を収集したとコメントしている。