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いすゞは、カンボジアでの新車の需要の高まりと、政府による中古車の輸入制限対策のため、昨年6月に現地に進出して以来、カンボジアでの存在を拡大する予定である。クメールタイムズ紙が報じた。
トリペッチいすゞセールス(Tri Petch Isuzu Sales=TIS)の前川敏章社長は、クメールタイムズ紙に、「カンボジア市場に大きな自信を持っており、プノンペンに加えて、シェムリアップとバッタンバンで新しいショールームを開き、これらの都市で多くの機会を利用したいと考えている」と語った。
また、前川氏は、カンボジア国内に流入する中古車の量を減らすための対策を講じるという政府の最近の発表を受け、現地市場への期待の高まりに言及した。
いすゞは現在、SUVカテゴリーで市場の6%を占め、ピックアップトラックでは3%のシェアを占めている。カンボジアは月間6000台の中古車を輸入しており、新車の輸入総額の約15%を占めている。