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日系企業のリネットジャパングループとSBIホールディングスによる合弁会社、モビリティファイナンスカンボジアが車両リース事業に参入する。クメールタイムズ紙が報じた。
SBIホールディングスが51%、リネットジャパンが49%の株式を有し、資本金50万ドルで設立され、同社はカンボジア国立銀行(NBC)からリースライセンスを取得し、事業を始める予定。
リース分野含め金融市場は、カンボジアの高度経済成長を背景に今後も急速に成長するだろうと見られている。
車両にGPS機能を装備し、位置の把握や燃料の使用状況、スピード、走行距離、運転時間及び運転手の労働時間を確認できるとして、走行距離に応じた保険においてフィンテックを活用していくという。
NBC総局長のチア・セレイ氏は、「フィンテックには送金だけでなく様々なサービスでの活用の可能性がある」と話し、「フィンテックはファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)をもたらし、農村地域の人々も含め、人々が手ごろな価格で金融サービスを利用することを可能にする」と付け加えた。
なお、この発表を受け、東証マザーズ上場のリネットジャパングループの株価がストップ高となった。