カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    • (c)Khmer Times  カンボジアは、3月29日に締結された中国企業の特許保護に関する覚書に伴い、中国企業3社から20件の特許申請を受け付けた。クメールタイムズ紙が報じた。  この覚書は、中国国家知識産権局(SIPO)の申長雨局長とカンボジアのチョム・プラシット工業手工芸大臣により締結されたもので、カンボジアにとっては、EU、シンガポール、日本に次いで4番目の特許契約となる。  同省知的財産部門の責任者は、「ハーウェイ・テクノロジーで2件、ZTEコーポレーションで8件、ニューテック・リミテッドで10件の特許申請があった。これは最初の申請であり、さらに増えるだろう。カンボジアに投資する全ての中国企業は、アイデアや製品が法律で保護されているため満足している」と述べた ... [続きを読む]
    • 法律
        2018年4月7日
      中国 知的財産 著作権 特許
    • (c)Khmer Times  国土整備・都市化・建設省は、外務国際協力省に登録されていない外国人建築家や技術者に対して、追放等の措置をとる予定だという。クメールタイムズ紙が報じた。  同省長官は、「彼らは専門資格を持つカンボジア人の仕事を奪っている。我々は最近カンボジアで働くすべての建築家やエンジニアに、建築家連盟や法務省への登録を命じた。登録確認のため、工事現場の点検をしており、特に外国企業が命令に違反すると、国外移送なども辞さない。地元の建築家やエンジニアの雇用創出に必要だ」と付け加えた。  カンボジア建築家委員会(BAC)の副会長であり、パンナサストラ大学の建築・都市計画学部のトゥース・サプーン学部長は、「カンボジアの建築家やエンジニアにとってより多くの機会を与 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年9月3日
      国土整備・都市化・建設省 チア・ソパーラー トゥース・サプーン
    • (c)Khmer Times  鉱山・エネルギー省は、操業中の2つの鉱業エリアに加え、新たに4つの鉱区を開設した。クメールタイムズ紙が報じた。  新鉱区は約45キロ平方メートルとなり、新しくケップ州、プレアヴィヒア州、シェムリアップ州に鉱区を設け、ウドンメンチェイ州とバンテメンチェイ州に重複して設立する。  同省鉱山部門の責任者は、「この発表以来、いくつかの企業から問合せを受けた。投資会社にライセンスを発行し、実現可能性調査を実施できるようにする。今年は約10の鉱区が投資可能の予定だ」と話す。  現在、ラタナキリ鉱山プロジェクトはすぐに操業を開始する予定で、モンドルキリ鉱山プロジェクトは環境影響評価の段階にある。  同省によると、2013年に設立されて以来、 ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年4月7日
      鉱業 鉱山 鉱山・エネルギー省 採掘業
    • (c)Khmer Times  政府は、国内外で有名な麺料理を作るために、プノンペン・クイティウ(Phnom Penh kuyteav)ブランドを立ち上げる予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。  商業省の広報官によると、31日、プノンペンのクイティウをどうやって普及させるかについて情報交換をするため、民間部門との最初の協議が行われた。  同氏は、「ベトナムはフォーを持っており、中国もさまざまな種類の人気の麺料理を持っている。カンボジアには独自の麺料理がないのはおかしなことだ」と話した。  会談に参加したカンボジアホテル協会のディン・ソムテアリアット氏は、プノンペン・クイティウに対する政府の計画を支持し、「プノンペン・クイティウは、すぐにベトナムのフォーやタイのソム ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年9月3日
      商業省 飲食業 レストラン カンボジアホテル協会 アムル・ライス クイティウ
    • (c)Khmer Times  公共事業運輸省は、「今週、プノンペン北部とカンダール州タクマオを結ぶ水上タクシーと、バンテメンチェイ州ポイペトとセレイソフォンを結ぶ鉄道の、2つの輸送サービスを開始する」と発表した。  これは、4月中旬のクメール正月に合わせたもので、水上タクシー、鉄道サービス共に7月末まで無料の予定だ。  水上タクシーは、就航当初は公共事業運輸省の管理下に置かれるが、その後プノンペン都に引き渡される予定で、プノンペン北部のプレイノフからタクマオまでは25キロメートルの区間を5つの駅、所要時間35分で運行する。3~6つのボートが使用され、それぞれ60人の乗客を運ぶことが可能だという。  船の運賃は未定だが、スン・チャントール大臣は「都バス運賃のような ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年4月6日
      公共事業運輸省 スン・チャントール クメール正月
    • (c)Khmer Times  主要観光地であるバガン―シェムリアップを結ぶ直行便運行の計画が見送られた。  ミャンマータイムズ紙によると、カンボジア政府が訪問者数を増やす一環として提案していたものだったが、ミャンマーナショナル航空が、需要が低すぎると見送ったという。  カンボジア民間航空庁(SSCA)の広報官は、「ミャンマーナショナル航空は2017年、直行便の運航ライセンスを申請していた。両国間は合意しているため、航空会社がライセンスを申請する際には、それを歓迎する」と述べた。  両国は昨年11月、シェムリアップのアンコール遺跡とミャンマーのバガン遺跡との間の観光客の流れを互いに増強する覚書を締結している。  この合意の一環として、「アンコール・バガン」と ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年4月6日
      直行便 シェムリアップ 民間航空庁
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジア保険協会(IAC)によると、今年上半期の保険業界は、引き続き堅調に推移し、総保険料総額は前年比21%の増の6800万ドルに達した。プノンペンポスト紙が報じた。  IACのホイ・バサロ会長は、「生命保険が急成長を遂げた一方、火災や車両、健康保険などの損害保険の成長は控えめだった。人々や企業が保険への理解を深めている」と述べた。  カンボジアには、7社の損害保険会社と6社の生命保険会社があり、生命保険が市場参入したのは5年前だが、今年上半期には10億ドル以上の保険料に達している。  IACのロバート・エリオット副会長は、「経済財政省の尽力と、人々が生命保険を信用したことで、過去5年間で生命保険料が驚異的に増加した。生命 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年9月2日
      カンボジア保険協会 保険業 経済財政省 経済成長 ロバート・エリオット
    • (c)Phnom Penh Post  政府は、国道1号線と国道5号線でクメール正月のバス料金を、先着順で無料にする計画を発表しているが、先着順だという。プノンペンポスト紙が報じた。  4月12日から4月18日に昨年中国から寄贈された60台のバスにより運行され、朝5時半から席が満席になり次第、プノンペンから出発する。  プノンペン都の広報官は、「チケットは発行せず、先着順で席が満席になれば出発する。ルートなどは後日発表する」と述べた。  プノンペンから国道5号線を通って、ポーサット州に乗客を運んできたドライバーは、「休日は稼ぎ時なのに、無料バスに乗客を奪われ利益は減るだろう。これは政治的な利益のためであり、フン・セン首相は選挙で有利になるだろう」と不満を語った。 ... [続きを読む]
    • 社会
        2018年4月5日
      旅客業 バス クメール正月
    • (c)Khmer Times  NGO団体は、農林水産省と地方自治体と協力し、スヴァイリエン州で食品安全キャンペーンを開始した。クメールタイムズ紙が報じた。  このキャンペーンは、有機農法を奨励し、消費者の健康に有害な食品中の化学物質や農薬の使用を削減することを目的としている。  NGOフォーラムの事務局長は、政府は人々の健康を改善するため、農薬使用を禁止する法律の制定に熱心に取り組んでいると述べた。同氏は、カンボジアでは農薬や化学物質の農産物への効果的な使用の監視や制限が未だなされていないため、農家と消費者の両方に健康上の問題を引き起こす可能性があるとし、「農薬や化学物質の使用は、人々、農家、環境、そして多様な生物の健康に影響を与える」と話した。  スヴァイリエ ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年9月2日
      農業 農林水産省 農家 農薬
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジアとベトナムは今週火曜日、両国政府は二重課税協定に調印した。プノンペンポスト紙が報じた。   カンボジア経済財政省長官はとベトナム財務次官は、両国首相が出席した式典で協定に正式に合意した。契約の詳細はまだ発表されていない。  この協定がベトナムからの投資を促進する政策としてうまく機能することが期待される。  今回のベトナムとの合意により、シンガポール、中国、ブルネイ、タイを合わせ、カンボジアが署名した二重課税協定は5か国となった。現在はマレーシア、フィリピン、韓国、日本との交渉が進んでいる。
    • 経済
        2018年4月5日
      二国間協定 税金 ベトナム 租税協定
    • (c)Khmer Times  公共事業運輸省は、プノンペン中心地とプノンペン国際空港を繋ぐ新しい鉄道サービスを、4月14日から始まるクメール正月に先立って運行開始すると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  ロイヤル鉄道(Royal Railways)によると、空港と既存の鉄道線を結ぶ約1.6キロメートルの鉄道網は今年1月に建設が始まり、現在はすでに完了している。  公共事業運輸省の鉄道部門のダイレクターは、「空港内の駅は建設中だがクメール正月までには就航する予定だ。運行開始後の3ヶ月間を無料とし、空港利用客の利用を期待している」と述べている。  この路線を走行する列車は将来的に3台になる予定で、列車は約20分から約25分ごとに運行し、定員数は約150人だ。 ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年4月4日
      旅客業 鉄道 公共事業運輸省 クメール正月
    • (c)Khmer Times  前期に比べ今年第2四半期のコンドミニアムの供給量は上昇した。クメールタイムズ紙が報じた。  第2四半期におけるコンドミニアムの総供給量は1911部屋であり、計6,109部屋に到達。前期比46%の増加となった。またCBREの報告によると、昨年同期比で供給量は約2倍となっている。  同報告では、全体として、平均販売価格は前期と比較して安定しており、今年上半期における売上高が減速していることも注目されている。  来年の選挙による影響について、CBREカンボジアのアソシエイト・ディレクターは、「投資家の動きの鈍化すると予想するものの、選挙後には海外投資家を中心に投資水準の回復が見込まれるはずだ。カンボジアの開放的な経済とビジネスフレンドリー ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年9月1日
      不動産業 コンドミニアム CBRE 経済成長
    • (c)Khmer Times  カンボジア開発評議会は、今年1~3月末までの総投資額について、35件、4億44万ドルの登録証明書を発行した。これらのプロジェクトにより、3万335人以上の雇用が創出されるという。  業種別では、縫製業9件、農業投資4件、不動産開発3件、コメとその加工工場が2件。その他に、タバコ工場や自動車組立工場、ワイヤー工場、菓子工場、亜鉛工場、セメント工場、石鹸工場、製紙工場、包装工場、肥料・農薬工場、製紙工場などがある。  地域別では、プノンペンに11件、シアヌークビルとコンポンスプー州に5件ずつ、カンダール州とスヴァイリエン州に4件ずつ、コンポントム州に2件、プレアヴィヒア州、ストゥントレン州、バンテメンチェイ州、コンポンチャム州にそれぞれ1件だ ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年4月3日
      カンボジア開発評議会 直接投資 雇用創出
    • (c)Khmer Times  クラチェ州スヌール地区の警察署長は4月1日、「農民が、内戦で残された手榴弾で負傷し、病院に送られた」と発表した。  手榴弾はクメール・ルージュ体制時代のもので、M79のグレネードランチャーと呼ばれるもの。負傷者は農場で草刈り機を使っていた最中で、太ももと額を負傷したという。  警察署長によると、カンボジア地雷対策センターは月に1度、地雷の探索に来ているが、その多くは農地に散在しているという。
    • 社会
        2018年4月3日
    • (c)Khmer Times  政府は、貧困層を無料で弁護する弁護士に費用を支払うため、2018年までに弁護士会に対し援助予算を50%引き上げることを約束した。クメールタイムズ紙が報じた。  現在の援助予算は約15万ドルで、2018年には22万ドル以上に増加する。  法務省の広報官は、「今回の予算だけでは不十分かもしれないが、弁護士を雇うことができない貧困層や犠牲者にとっては改善されるものになる」と述べた。  カンボジア弁護士会の広報担当者は、「最近、貧困層のために弁護士を援助してきた多くの市民団体が閉鎖しており、その責任が、ほぼ弁護士会に残されている。援助予算は主に刑事事件で貧しい人々や児童を守るために支払うことを目的としている」と話した。  人権NGO団 ... [続きを読む]
    • 法律
        2017年8月31日
      弁護士 貧困層 児童 弁護士会
    • (c)Khmer Times  カンボジアの農業分野が過去5年間で減速しており、政府による対策が急務だ。クメールタイムズ紙が報じた。  経済財政省によると、農業の成長率は、2003~2007年が7.2%、2008~2012年が4.5%、過去5年間では1%に低下。国内総生産(GDP)の農業比率は、2008~2012年の33.6%から、5年間では27.1%に減少している。  また、畜産業や漁業の成長率は、2003~2007年の12.1%に比べ、2013~2017年にかけては1.1%まで落ち込んでいる。  同省の関係者は、「農業の課題は、生産性の低さ、商業化の限界、多様性の低さ、投資の不足だ。カンボジアの生産性は、ベトナムやタイと比較して4倍で減速しており、栽培面積は過 ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年4月2日
      農業 経済財政省 農林水産業
    • (c)Khmer Times カンボジア政府は、今月29日、アジア太平洋地域のデジタル貿易の強化を狙いとした、同地域における国境を越えたペーパーレス貿易に関する枠組み合意に調印した。クメールタイムズ紙が報じた。  商業省の広報官は、合意に批准すれば国際連合のアジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)のメンバーである国々との貿易において、カンボジアは多くの利益を得ると発言。  「ハードコピー無しに諸外国との貿易にデジタル化をもたらし、運営コストの節約、承認と調整にかかる時間の短縮が可能だ」と語った。  UNESCAPによると、条約は各国が協定を批准してから90日後に効力を発するという。  カンボジアは合意を批准する前に、省庁と政府機関にデジタルインフラを整 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年8月31日
      貿易 輸出
    • (c)Khmer Times  3月27日、マカオ特別行政区の崔世安((フェルナンド・チュイ)行政長官とシェムリアップ州のキム・ブンソン知事は、シェムリアップとマカオとの間で、姉妹都市関係を構築する覚書を締結した。クメールタイムズ紙が報じた。  州知事は、「この覚書は、中国からカンボジアへの貿易、投資、観光客を促進するうで、非常に重要だ。シェムリアップは中国の州都と23の姉妹都市を結んだ結果、12の航空会社が中国からシェムリアップへの直行便が就航された」と述べた。  カンボジア国家観光連盟のホー・バンディ事務総長は、「観光客誘致と投資拡大に姉妹都市の締結は良いことだが、世界遺産であるシェムリアップに、マカオのカジノ産業誘致をするわけではない」と釘を刺した。  シェ ... [続きを読む]
    • 政治
        2018年4月2日
      観光業 直行便 姉妹都市 マカオ